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2024年10月5日スタッフブログ

無知の知

「知らない」というのは恥ではない。むしろ知ったかぶりをするほうが恥だ。

私が師匠と思っている方はいつもこういうことをおっしゃっておられたような気がします。
先日とある寺院様からお見積の話をいただきました。横から見ようが縦から見ようが見たことない品物です。上の部分は「施餓鬼旗」というものに酷似しておりますがサイズが非常に大きい。施餓鬼旗については小さいものであれば受注してもらえるところはあると思うのですが・・・これ、画像の部分だけでも全長1mあるんです。

しかもちょっと信じられないことにこの旗の下の部分にはお供え用のとある塗り製品が取り付けられています(全体像は寺院様の所有物なのでお見せできないのですが、非常に変わった形です)。塗り製品は普通に手配できるのでこれは問題なし。しかし問題は前述の特大の施餓鬼旗。

こんなんわからんわ。人に聞こう。

他府県に住んでいる師匠にも見てもらったり、その他の業者様にも画像を送って見分してもらったりしましたが『意味不明』とのお答え。八方ふさがりかこれは??

・・・・私の伝手では無理かもしれん。しょうがない。この部分はネットで業者様を探すことになりました。どっちかっていうと神具の「紙垂」に近いので、その辺で検索しましたら・・・

ありました。対応してくださる業者さん。いやはやよかった。

ただ他府県の業者様なのでちょっと時間がかかるかもしれません。こうやって見るとネットも有用に使えるもんですね。「知らない」って割り切ったのがかえって良かったのかもしれません。謙虚って大事なことなんですね。近いうちに打ち合わせと見積依頼をしに行こうと思っています。さてさて、どうなりますやら(笑)。