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2022年10月22日新着情報
営業時間内の【ひるめしのもんだい】
椎名誠さんのエッセー集に表題のような単行本が出版されています。
作家という職業はフリーランサーに近い事業主のようなものなので、事務所に詰めているときや自宅にいるときなどで昼食の摂り方を考えなければならないのが悩ましい旨の内容が記されています。
我々のような小規模店舗の店主も似たような悩みがあったりします。
店舗兼住宅の建屋ですので基本的には自宅で昼食を摂ることになります。いつ何時来客があるかもわかりませんし、電話1本で外出する必要が出てくる場合もありますので昼食に時間はかけられません。時間的にも精神的にも結構ストレスなので「もう食べなくてもいいや」なんて思うこともしばしば。それに、毎日同じようなものを食べるわけにもいかないのかもな・・・などと思って工夫してみたりするのもなんか面倒くさいものです。総じてなかなかいいアイデアは浮かばないのが正直なところです。
「ほんじゃ外食してみたらいいのでは?」と考えたこともありましたが、残念ながら周りにはリーズナブルな店がなかったりします。京都の街中は観光客向けの外食産業は多いのですが本当に単価が高い。出先で昼食をとる場合もありますが、こっちも店には入らずに簡単に済ませます。大抵コンビニのおにぎりかサンドイッチ。コロナ禍がきっかけになって外出時の入店は面倒くさくなってやめてしまいました(笑)。
うちの先々代の祖父はこの点徹底していました。昼食は「うどん」。毎日それだけでした。何十年もずっとこれだけ。うどんが好きだったのか考えるのが面倒だったのかは今となってはわかりませんが、こういうのも実は達観してていいのかもしれません。
世の主婦(主夫)の皆さんは毎日の献立をどのようにしていらっしゃるのか、こう思うと頭が下がります。
さて、今日の昼は何を食べましょうか・・・どうせ大したものは多分食べないんですけどね(笑)。