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2024年5月11日スタッフブログ

手彫り風?

お位牌の文字加工(機械彫)を自社内で実施することに切り替えて1年以上が経過しました。

当初はいろいろ戸惑うことも多かったですが現在は順調に作業を進められるようになり、多様なお客様方のニーズにもお応えできるようになっております。私自身もそうですし、オペレータも非常にこだわりを持って加工を進めております。

最近ちょっとしたトピックとして社内の話題なのが「夫婦位牌の足し彫り」。先に亡くなった方の字が手彫りであった場合、機械で「足し彫り」をそのまましてしまいますと字の印象が変わってしまいます。職人さんにお願いすることもできるのですが、ここでしばしばハードルとして出現するのが「納期」です。

ご存じの方もおられると思いますが本位牌は満中陰(=忌明け)までに準備しなければなりません。加工の時間がない場合は機械で実施するしかないわけですが、できるだけ字の感じをを合わせたい。そこで弊社では新たな取り組みをすることになりました。

「手彫り」とはいうものの実際には手動式の機械であらかたの加工をした後で一刀彫の加工を加える方法も世の中には存在しますので、それに倣えばいいのじゃないかと。ただ、機械側も刃物の見直しなどで品質の向上は必要でしょう。

これから1か月ほど検証~リリースを繰り返しつつ業務に取り入れていく予定です。

さてさて、どうなりますことやら(笑)。