とある事業のお手伝いをすることになりました。
先方様のご要望や品目の多岐にわたりますので、工程の内容や順序も慎重にチェックしていかなければなりません。しかしこういった事柄に際して思いだすのは、会社員時代に経験した製品開発のプロセスです。石鹸業務という立場ではありましたが、実際に開発をしていくとなると当然現場の作業を担う方々の意見やアドバイスが非常に貴重なものになります。今回もその時の経験（痛い勉強量も含めて・・・笑）を思い出しつつ現場作業の皆様のことや実際に品物を担当される職人さん方のご意向を大事に考えていくつもりでおります。

現場というのは過酷なものです。スーツを着て会社のオフィスでデスクのパソコンとにらめっこしながら仕事をするのも大事なことですが、天候や気温にも気を使いながら汗を流してものづくりを進める人たちは本当に尊敬に値すると思っております。この方々が安心して気持ちよく作業を進められるように心がけてまいります。

さて。

中国からの観光客が激減した昨今ですが、じゃあ観光客が減っているのかというと、京都市内に限っていえばそんなことは無いように思います。紅葉のシーズンということもあって特に土日などは日本国内からの観光客が多くなって結構な賑わいです。ただ弊社の所在するような場所にある小さめの道路の往来は確実に減っているようです。これはたぶん周辺の宿泊施設を利用する人が一時的に減っているのだと思います。市内の宿泊費は高いですからねぇ。完全にインバウンド価格です。

あと、仕事でちょくちょく「錦小路」を横切るのですがあそこってあんな感じでしたっけ？？電飾がまぶしいくらいに派手になっててなんか神社の夜店みたいな感じです。そろそろ年末ですけど昔のように正月の準備に「ちょっと気ぃ張ったもん」を買いに行くところではなくなってしまったのでしょうね。もともとシャッター通りに近かった時期もありましたし、まあいっときのもうけ話に乗っているとしても「お稼ぎを」ってことでしょうか。

さてさて、12月に入りました。せわしない時節ですが年の最後まで気を抜かずにまいりましょうか。