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2021年6月11日スタッフブログ

お仏壇のご購入やお引き取りにまつわるお話

お身内が亡くなられたとき、基本的には、四十九日までにお位牌(浄土真宗は除く)をご用意いただくことになります。また、ご自宅にお仏壇がない場合はお仏壇をご用意して頂きます。

ただ、最近増えてきているのは「実家には立派な仏壇があるのだけれど、自分の家には設置することができない。どうしたらいいか?」というお問い合わせです。

もう1つは「自分はお嫁に行ったので、実家の仏壇が重荷になっている。かといって自分の親をないがしろにはできないし・・・。」というもの。

基本的には、同じ家庭にお仏壇を2つ持つというのは好ましくないと言われてきました。しかし近年はお寺さまのお許しをいただけることが多くなってきましたので、生活様式に合わせて小型のお仏壇を購入して礼拝の対象とすることが可能な場合が多いです。ご自宅の住宅事情に合わせて自由にお選びいただいて構わないのではないでしょうか?需要の多い上置き用のお仏壇も最近は変わってきました。洋間にもマッチするものが主流となり、ダウンライト等の装備も備えています。ぜひともお問い合わせください。

「じゃあ、今までのお仏壇はどうするの?」

時々ブログでも書いておりますが、弊社では今までのお仏壇のお引き取りをさせていただいております。

「やっぱり今までのお仏壇がなくなってからじゃないと、買っちゃダメなのかなぁ??」

様々な解釈はあると思いますが、いったんご実家のお仏壇の閉眼供養(お魂抜き)をしていただいてさえいれば、新しいお仏壇を購入されても特に問題はないと思います。ご実家とご自宅の距離が離れている場合など、なかなか日時を決めることは難しいこともあります。まずは閉眼、そして新しいお仏壇をおうちにお迎えしてからお引き取りのスケジュールを決めても大丈夫です。お引き取りの費用は大きさによって変わりますが、お道具を含めても数万円のオーダーで済みます。こちらもお気軽にご相談ください。

また、ご実家のお仏壇一式を移動したい、というケースにも対応しております。こちらもあらかじめご連絡いただければ下見にも無料でお伺いいたします。どうぞご検討ください。

最近、仏事に関するご相談が特に増えてきました。一昔前であれば一つ屋根の下に数世代の家族が同居して、仏事のみならずいろいろな知識の伝承が行われていたのですが、これもやはりこれも時代でしょうか・・・そういったものが途絶えてきているようです。このような知識の伝承のお手伝いもさせていただくつもりで、仏事一般のご相談も無料でお受けいたします。