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2021年9月11日スタッフブログ

お位牌の価格と納期

緊急事態宣言が延長される見通しです。
延長は9月末までだそうです。
マスク着用は正直うっとうしいですけど、自分の身は自分で守らないと。
この2年足らずの間に、少しづつではありますが学習した基本に基づいて行動すればとりあえずのリスクは回避できると信じたいですね。
しかしびっくりするのは日本の感染者の動向(=増減)です。
こんな極端なサイクルで増加と減少を繰り返す国は珍しいんではないでしょうか。
京都大学の山中伸弥教授が「ファクターX」とおっしゃっていた要因は何だったのか?
どうやら我々日本人の行動様式そのものだったのではないかと思ったりしております。
感染する可能性の高い集団(2次3次感染含む)にある程度感染がいきわたると、それ以上広がらないのは我々の自制心のたまものなのかもしれません。

さて、前置きが長くなりました。
日々様々なお問い合わせを頂戴いたしますが、その中で一定の割合を占めるのが
「お位牌のお値段はいかほどですか?」
「何日くらいで仕上がりますか?」
というものです。

京都ももちろんですが、近畿一円でよくご用命いただくのはこのような形のお位牌です。

ご自宅にお仏壇をお祀りされているご家庭であれば「あ、うちのと一緒だ」と思われた方もおいでではないでしょうか。
正直、寺院様方からいただく檀家様用のお位牌は大半がこの形です。

まずお値段から。
画像の標準的な形であれば一般的なサイズは全長20㎝を中心として分布しておりますので、このサイズを基準としてみましょうか。
当然お位牌には文字を彫刻するなり蒔絵で書くなりする必要があります。

2万円~3万円です。

幅を持たせたのには理由がありまして、実は文字の代金は字数によって変わります。
加工の方法は彫刻機で彫り進める「機械彫り」が主流ですが、当然文字数が多くなればお値段も上がります。。
また、最近は少数派になりましたが「手彫り」という手法があります。
弊社HPにも掲載しておりますが、職人さんが一字ずつ彫刻していくやり方です。
この場合、機械彫りよりも値段的には上がってきます。
とはいうものの手彫りと機械彫りの総額で比較しても、差額は2千円前後でしょう。

次に納期です。これはHPに記載がありますが機械彫りでの標準的な納期は7日。手彫りの標準的な納期は10日です。

よほど特殊なケースでない限りはこの納期で仕上がります。
ご心配なら弊社にご連絡いただければお答えいたします。
ご遠慮なくお知らせください。