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2021年10月9日スタッフブログ

お墓が無い場合のご納骨【+ブログ更新日のお知らせ】

なぜだか毎週土曜日が内部ブログの更新日になっております。
特に支障はなさそうなので、突発的なアナウンスの必要がなければこのまま
毎週土曜日にブログ更新してまいります。

「お墓を建立しないのですが、納骨はどうすればいいですか?」というご相談を受けることがしばしばあります。特に最近、このご相談が多くなってきた印象があります。経済的な問題も絡んで「できるだけ費用を抑えたい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。今日は浅薄な知識の中で、できる限りのことをお伝えしていきたいと思います。

比較的費用を抑えられるのは各自治体の合同納骨所です。たとえば大阪・京都では以下のような場所があります。

大阪: 大阪市設瓜破霊園内合葬式墓地
京都:
京都市深草墓園
(↑↑↑クリックしてください)

ただし各自治体で納骨できる条件が決まっていたりします。また、あれこれ書類もそろえていただく必要があります。「火葬証明書」または「埋葬証明書」は必ず必要になりますのでご注意を。

「火葬証明書って、どこにあるの?」

実は骨壺の中に遺骨と一緒に入れられていることが多いです。念のためご確認ください。

「やっぱり仏教寺院の方にお世話になりたいなぁ・・・。」とお思いの方も多いのではないでしょうか。

菩提寺様に納骨をお願いできる場合があります。ご住職にご相談になってはいかがでしょうか。
また、菩提寺様各宗派のご本山でも納骨を受け付けていただける可能性があります。ホームページなどで開示されている情報をご覧ください。

また、浄土真宗(大谷派・本願寺派・仏光寺派・興正寺派など)はもともとお墓を建立する必要のない教義をとっています。各ご本山の「祖廟」「本廟」に納骨することになります。ただし納骨を申請する際に菩提寺の教区とお名前を記載する必要がありますので、ご住職様に確認をしなければなりません。必要な費用は供養の仕方によってさまざまな内容が設定されていますので各宗派のホームページをご覧いただくとよいでしょう。

「でも、自分の家の宗旨も菩提寺もわからない。どうしたらいいのか・・・・。」

そういう時にお勧めしていますのは浄土宗総本山 知恩院 様です(←クリックしてください)。
ありがたいことに、宗旨宗派関係なく受け付けをしてもらえます。
ここも火葬証明書または埋葬証明書が必要になりますが、詳しい内容は上記リンクからホームページをご覧ください。

「樹木葬はどうですか?」

近年、各寺院様でもこの樹木葬の運営をなさっているケースがあります。ネットで開示をされていることが多いので検索をしてみてはいかがでしょうか?ただ、少し割高になる場合もあるようですので先方様としっかり打ち合わせとしておくことをお勧めします。

そのほかにも宗教法人化した企業運営の納骨場所もあるようです。これについてはいろいろなビジネスモデルがあるようで、私が把握できる範囲を超えております。これまたネット開示がされているものが多くありますのでご興味のある方は調べてみてください。

先祖代々のお墓を守るのが難しい時代になってきたのかもしれないなぁ・・・と感じます。しかしここ10年くらいでこれほど急激に変化するとは思いませんでした。我々業界の人間もしっかりついていかなければなりません。