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2024年2月17日スタッフブログ

さて、いつまで?【運転免許】

このブログを書いているのは2月16日(金曜日)です。昨日は福島県で10代の男女が運転操作を誤った乗用車にはねられて死傷、そして神奈川県藤沢駅前では歩行者用の地下道に乗用車(レンタカー)が侵入するという事故と事件がありました。いずれも70代女性が運転していたそうですが、この年代の方が事故を起こすと「それ見たことか」の様相で批判が集まるのも今どきの時世ということになるでしょう。

高齢者の反論として「若い人の起こす事故も多いのじゃないか?」というのがありますがはたしてそうなのか?下はネットで拾った年代別10万人当たりの事故発生件数です。

これを見ると10代~20代の事故率が圧倒的に高いわけですが、16歳から取得できる原付免許~普通2輪免許の影響や若さゆえの向こう見ずな運転の影響が如実に出ていると思われますので、運転技術や判断力注意力以前のモラルの問題だと思います。

そういう視点であれば、やはり60代後半からの年代は若い人から比べると事故発生率は高くなっているといえるでしょう。

私も今年還暦を迎えますが「いつまで運転していいのだろう?」との思いが何となくいつも頭の片隅にあります。常識的に考えれば70代半ばには免許返納したいところですが、これには「仕事をいつまで続けるか?」という問題がリンクします。いやいや、70半ばより前に重大事故起こす可能性だってあります。人様に迷惑かけないうちに運転(=納品などの外の仕事)やめといたほうが賢明じゃないか?

街なかに暮らしておりますので、買い物などの利便性は十分です。公共交通機関だってそれなり。私人として生きるのであれば十分な環境です。裏を返せば、仕事をする「公人」として生きることをいつまで続けるか?が免許返納の時期を決めるカギのように思います。

自営業というのは明日知れずの業種ですので、お勤めの方々に比べて老後の心配もかなりあります。生活のために働くにしても、そのやり方を考える時期が身近に来ているのかもしれません。結論はすぐに出ませんが、向こう10年以内には決断しなければいけないことなのでしょうね。