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2023年11月4日スタッフブログ
コレカラノハナシ
先日、業者向けの展示会に行ってきました。この業界もここ数年で一気に様変わりしましたので展示されている品物も10年前で考えられなかったようなラインナップになっております。その中でも「金仏壇」や「唐木仏壇」の展示割合の減少(というか激減)が顕著。そして家具調仏壇もどんどんサイズダウンの流れになっていることを実感しました。
また、関西ではあまり目にしない「お骨を手元に一定期間置くための空間」をプロデュース~展示されている業者様もおられました。「お位牌」ではなく「ご遺影」を前面に押し出したデザイン。こういうアプローチが出てくること自体が、急速な変革の予兆を物語っています。家具調仏壇が出始め、広まったここ20年よりもこの変化のスピードは速いかもしれません。
「お客様が求めておられるのはどういうものなのか」を踏まえたうえで「どういった提案をお客様にすればよいのか」という積極的なはたらきかけが今後重要になってきそうです。ヒントはお客様のお話の中や生活空間・様式に隠れているのだと思いますがそれを予測することは非常に難しいことです。
これまた先日、業界紙を見ておりましたらここ20数年の業界の売り上げや店舗数の推移などが都道府県別に掲載されておりましたが、関西では総売り上げや店舗数の減少が顕著でした。今までの環境にどっかり腰を下ろしていてはいけないことを数字が物語っています。
これからどんな提案をしていきましょうか・・・・不安でもあり、楽しみでもあります。