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2024年11月23日スタッフブログ

上置き用仏壇の規格と弊社展示内容変更について

上置き用仏壇は棚や家具、専用の下台などの上に置く比較的小さめのサイズの品物です。
これらは規格の基準として「高さ」を採用しております。ご購入を検討された経験のある方々は「〇〇号」という規格を目にされたことがあるのではないでしょうか。

実はこの規格、今どきいまさらの「寸」「尺」の寸法をもとにしております。そう、おとぎ話「一寸法師」の一寸です。ちなみにですが、1寸=約3㎝ですので、上置き用仏壇の規格については各号数×3cmが高さということです。
それぞれ下のような寸法になります。

14号: 高さ42cm(=1尺4寸)
16号: 高さ48cm(=1尺6寸)
18号: 高さ54cm(=1尺8寸)
20号: 高さ60cm(=2尺)

今のところの取扱商品は18号が主流ではあるのですが、だんだん小さめのサイズ(14~16号)へ移行する傾向も見られます。12号なんて一昔前では考えられなかったサイズも、ちらほら引き合いをいただくようになりました。

そこで弊社では店内を改装して上置き用仏壇の展示スペースを増やすことにしました。また、従来型の唐木仏壇のスペースを下台付家具調仏壇のスペースに置き換えて、取扱商品の充実を図ります。時代に適応した商品を取り扱うように努めてまいります。

また、上置き用仏壇をご購入の際に仏壇下台をお求めのお客様も定数おられます。「今は下台も必要だけど将来的には上置き用仏壇単体で使いたい」というご要望も実は多いのです。

そこで各工房やメーカー様方のご理解をいただいたうえである試みに踏み切ることにしました。来月中にはお知らせできると思います。ホームページやGoogleビジネスなどでも掲載いたしますのでご興味ある方はご覧ください。