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2022年1月15日スタッフブログ
仏事についての疑問【お布施とか】
大学受験の共通テストが間近に迫ってきました。そういえば同時期に関西地区の中学受験も幕を開けます。受験生の皆さんには季節の厳しさも相まってまさに大きな試練となりますね。
今日はお布施についてお話したいと思います・・・とはいってもお布施そのものについてのお話というより実際の「相場」の疑問についてどうやって解決法を探ったらいいのか??という話です。
例えば、こんな内容についてです。
「四十九日のお布施はいくら包めばいいのでしょうか?」
これ、うちにもよくご相談いただく内容です。正直、我々には雲をつかむような話です。それはなぜか?と言いますと宗旨宗派やご在住の地域、お寺のお考えなどなどいろいろなファクターが絡むからです。慎重にお話をおうかがいしたうえで大体の金額の範囲を申し上げられるように持っていきますが、それでも確信があるわけじゃないです。
一時、大手スーパーのイオ〇が寺院様方へのお布施の相場を表にして開示(というか提示)したことがありました。仏教界側は猛反発。なぜでしょう?まあ、基本的な問題点はスーパー側が見切り発車的に「だろうはずだ」の記述や情報公開をしたことだったわけですが、そもそも「お布施」=「料金」的な考え方がまずかったのではないのかなぁ??と今は思っています。
そもそもお布施は寺院様方へのお礼です。現代のような資本主義社会ではそれをお金としてお渡ししていますが、本質的にはお金だけがお布施ではありません。お寺に対しての奉仕の仕方はほかにもあるわけです。大昔は田畑の作物なり自分の労働なりでお布施を奉じていたとも考えられます。つまり、相場などあってないようなものなのです。
「じゃあ、どうすればいいのかな??」
なんならお寺におうかがいを立ててみては??
「『お気持ちで』としかおっしゃいません!」 ・・・・志納 ということですよね。まあ、通常そうなります。
ヒントはあります。
葬儀の時においくら包んだか?
逮夜においでいただいているか?
四十九日の法要はご自宅か、お寺か、会館か?
それによってなんとなく金額のイメージが出てくる場合があります。
注意していただきたいのはご自身の経済状態に対して過分なお布施を包んでしまうという場合。
四十九日の法要は一つの区切りとして大切ですが、やはり毎日のご自身の生活も大事です。
長くお付き合いをさせていただくためにも、身の丈に合ったお包みをされることが肝要ではないでしょうか?
皆様のこのような疑問にも、弊社は真摯に対応させていただいております。
どうぞお気軽にお尋ねください。
お料理コーナー、休みます(笑)。