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2023年9月9日スタッフブログ
仕事の効率【残業ってどうよ?】
ウチは自営業ですので、基本的には仕事の進め方や注力の配分などを自分で決めることができます。もちろんお客様あっての店ですから、ご縁のあった方々に満足いただけるサービスを提供することが大前提ですが、私は基本的に仕事を進めるにあたってのモットーのようなものがいくつかあります。
・効率の悪い仕事の進め方をしない
・余裕をもって計画を立てる
・根回しは万全にしておく
・その場限りの思い付きはいったんストップしてみる
これらはすべて独立したものではなく、お互いが関係性を持っています。
こうすることで来るべき納品日に対しての心配も一定以上減りますし、自分のストレスも減ります。
それともう一つの利点は
残業が減る
ということです。
社会人になって最初に勤めた職場は非常に効率の悪いところでした。いつまでたっても終わらない。残業時間も多く、毎日夜中の12時近くまで職場に残っていました。上司の思い付きで無駄な仕事を何時間もかけて仕上げた挙句取りやめになったり・・・その結果、ストレスも多くなっていきました。その当時のことを考えると「なんであんな無駄なことを延々やってたのかな?」と思ったりします。
だからでしょうか、自分の頭の中には「残業をなるべくしないようにするにはどうしたらいいか」というのがモットーになっています。もちろんお客様のご要望で夜分に納品というようなケースは除きますが、自分の都合で完結する業務は効率よく進めることを考えています。
最近ある関連企業の方とお話ししておりましたら、その会社様は経費削減のために「業務で外出しても高速道路は絶対使うな」というお達しが出ているそうです。広範囲な営業エリアを社員の方々は何時間もかけて一般道を走り懸命に業務をこなしていると。まあいろいろな考え方があると思いますし金額にもよりますが「時間が買えるなら安いもの」と考えている私にはなかなか理解が難しいやり方です。
またまた私事ですが、「仕事の上での師匠」と尊敬している大ベテランの方がいらっしゃいます。この方が常々口癖でおっしゃるのは「いい仕事をするのであればやはり『道具』が一番大事だ」と。よく切れる刃物、電動の専用工具、位置決めの治具や精度の高い計測器・・・多少費用がかさんでもこのほうが結局効率よく質の高い結果が得られ、お客様に満足していただける。この世界で20数年過ごしておりますが、年々「師匠」の言葉が身に染みるようになりました。
まあこれからもこの効率重視の考えは変えないのだろうなぁ・・・そう思います。