修理品の依頼も多くなってきています。
コロナに対しての付き合い方がわかってきたことや徐々にではありますが感染者数も減少していることが要因かと思われます。

先日お受けいたしましたのは金仏壇のお障子張り替え。
構造が独特で、上下の框をある方法で取り外してお障子の組子が抜けるようになっていました。部品そのものも精緻にできており構造もしっかりした品物。慎重に作業を進めていきました。このような先達の素晴らしい仕事に触れられることは勉強になります。

また、新規の特注仏具にまつわる品もあれこれ承っております。
「お膳の木箱を作ってほしい」とのことで、あれこれ職人さんとの交渉。桐箱で製作することになりました。そんなに高価ではなく、数千円で収まる常識的な価格です。

このような商売をしておりますと様々なご依頼を受けます。いつだったか「家紋入りの袱紗を手配してもらえないか？」と言われ、個人的なつてを頼って手配をしたことがあります。京都に住んでおりますとこのようなネットワークがあることが大変ありがたいことです。

皆様も仏具に限らず様々な宿題を弊社までご用命ください。お待ちしております。