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なんのこっちゃ？って感じでしょうけど(笑)。

実は我々の業界は金の価格が商品の価格に直結する品物が数多くあるのです。お位牌もそうですし、仏具・・・そうそう、最近は取り扱いが減ってきましたが金仏壇などはその最たるものでしょう。過去にはわけあって保険屋さんと金仏壇の修理について協議したことがありますが、その際に先方から「必要経費の半分が金箔の価格じゃないですか」と言われて「ああそういう時代になったのだなぁ」と本当に危機感を感じました。今はそれ以上の相場になっておりまして、先日めでたく（？）過去最高値を更新したそうです。1グラム￥17,000近い。こんな時代が来るとは思いもしませんでした。

今、アメリカは対外的に「自国の商品を売る・他国の商品を買う」ことが非常に難しい国になっています。大統領が「関税」というものを外交の武器として使うことに固執しているからです。その結果、米国債の価値はダダ下がり。投資家たちが、その資金をより安定した金相場へ移すことは容易に考えつく話ではあります。

仕事柄いろいろな見積もり依頼を受けますが、今までのように安易な作業ではなくなってきています。アイデアを絞ってお客様の納得できる仕上がりを目指さなければ、ウチのような弱小企業はあっという間に消えてしまうでしょうね。まあそうならないように今まで以上に他店と比べた時の独自性を出していくつもりではあります。

以上、愚痴にも似た(笑)決意表明でした。