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2025年6月28日スタッフブログ
「至急」「できるだけ早く」
数週間ブログをお休みしておりましたが、やっと更新できる環境になりました。無理して更新できなくもなかったのですが、それほどのもんでもないだろうと肩の力を抜いておりました(笑)。
しばらく療養している間にあることをぼんやり考えました。今日は少々毒のある(?)事を書いてみようかなと思います。
どんな業務でも「納期」というのはきちんと管理しておく必要がある項目の一つだと思います。どの時点でどんな状況にしておかなければならないのか・・・これができないと業務が滞るばかりか会社や店の信用まで失われてしまいます。
こちらが発注する側だった場合、絶対に言ってはいけないと思っている言葉があります。
いつまでですか?
「至急で」
「できるだけ早めに」
こういうセリフを言ってしまう人は正直いかがなものかと思っています。
その日のうちにこなしてほしい、というのであれば完了してほしい時刻をきちんと伝えるべきです。あと数十分のうちに何らかの回答なり形が欲しいのならまずはその案件の優先順位をはっきり伝えなければ相手も対応のしようがない。
要は具体的・定量的な判断が可能になる目安を提起しなさいということです。
まあ大体の場合、「至急」だののセリフが出てくる・・・納期がそこまで切迫しているのには何らかの理由があります。それも含めてあらかじめ考えておかなかったのであれば「仕事ができない」ということなのかな、と思っております。もちろん突発的に起こる想定外の事象もあります。そういう時に柔軟に対応するためにも日頃の準備は必要なのだろうなと。
この数週間お世話になった施設では、すべてのことが綿密にスケジューリングされておりました。だから自分の行動様式の想定がしやすく、快適に過ごせました。私の症状で急な対応をしていただいたこともありましたが冷静かつ柔軟な対応をいただき安心して療養ができました。
翻って・・・。
「すぐやって!!」・・・そういう仕事のやり方ばかりをやっているうちに恐ろしいことが起こります。要は「ああ、あの人はいつもあんな風だから一緒に仕事なんかやってられないわ」と思われてしまうのです。そうなると自分自身が孤立します。困ったときに協力してもらえる「味方」がいなくなってしまうのです。
おかげさまで、檀家様向けの仏壇・仏具のみならず様々な業務を承るようになりました。納期の短い仕事もありますが、それでも一緒に仕事をしていただいている職人さんや業者様に迷惑が掛からないように心がけて日々仕事をしていきたいものです。何よりも自分が「できるだけ早くして!」などと言わないように前もって準備していかなければと思います。