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2025年5月17日スタッフブログ

よりコンパクトに【三尊仏】

今更のお話かもしれませんが、御仏壇には「ご本尊」と「脇侍」の合計3柱をお祀りします。脇侍はたいていの場合掛軸なのですが、中には立体的な像をお祀りしておられるケースもあります。逆にその教義上、脇侍をお祀りしないご宗旨宗派もあったりします。また、浄土真宗では基本的に掛軸のみ3柱をお祭りするのが基本とされていたりしますので、「何をどうすればよいのかわからない」とおっしゃるお客様も多数いらっしゃいます。まあそこが我々の出番ともいえるでしょう。

最近は特にコンパクトな上置き用仏壇が主流になっておりますが、この傾向は今後も続くと思われます。この場合、本尊3柱全てを掛軸にする方がスペース的に有利ですし圧迫感もなくなるので(場合にもよりますが)基本的におススメしております。下は浄土真宗本願寺派(西本願寺)のご本尊3柱です。

でも、御仏壇がコンパクトすぎると「掛け軸でも3柱は無理!」な場合も結構多くなってまいりました。そういう場合は下記のような本尊軸をご用意しております。

「なにがちゃうねん?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実はこの掛軸をよく見ていただくと下方に脇侍のお姿が描かれているのです。
つまりこの1つの掛け軸で中央と両脇のご本尊をまとめているということです。
以前からのこの商品は存在しましたが、最近になって急に需要が増えたように思います。

この掛軸には様々なタイプがあり、スタンド式(レリーフ調)のものもあります。

より取り扱いや設置がしやすく、弊社としてはお勧めの品物です。

礼拝の形は変わっても、「ほとけさまごと」の続く限り様々なご提案をしてゆきたいと思います。