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2025年1月11日スタッフブログ
タッチパネル
(またまたあんまり業務に関係ない話です・・・笑)
私が使用している車は商用車です。必要最小限しかオプション装備しませんでしたので当然カーナビなどはついていません。世の中便利になったもので、スマホでもナビアプリは多数出ておりますしかえってそのほうが更新頻度や正確性で有利だったりします。スマホとカーステレオ(←これすらオートバック〇に後付けを丸投げしたのですが)をBluetooth接続すれば普通のカーナビとなんら変わりません。しいて言うなら画面が小さいくらいかな。
ナビアプリですが、「Googleマップ」と「Yahoo!カーナビ」を使い分けております。どういうわけだかGoogleマップよりYahoo!カーナビのほうが住所の番地表示に正確性があります。ただ、スポット検索は圧倒的にGoogleマップの勝ち。所要時間に関してもGoogleに一日の長があります。ただ、高速を使う場合、Googleが単なる地図表示なのに対してYahoo!は通過するICやSA、PAを残りの距離とともに丁寧に表示してくれます。
こうやって書き並べてみると要は使い分けなんだろうなと思います。でもまあやっぱりスマホを操作していることには違いないので、いったん車が走り出したら音声による指示に切り替えますけどね。そもそもタップ操作とか、こんな操作感のないものと運転操作を同居させるのは危険極まりありません。
最近YouTubeで自動車インプレサイトを見てたりするのですが、この頃は大衆車といえどもタブレットくらいのタッチパネルが装備されていたりするんですね。内装カーナビは言うに及ばず、車の運転モード(サスペンションモードやエンジンの特性などなど)の選択や果てはエアコンの操作までタッチパネルで行うようになっています。ステアリングにもタッチ操作のボタンがついてたりして、ここまでくるともう「ホンマに使いこなせるユーザーおるんかいな?」と思ったりします。
せめてオーディオの音量とエアコンの温度設定の変更くらいダイヤルとかボタンでできませんか?
「HOTAS」という設計思想があります。これは主に戦闘機の操縦桿についての話なのですが、操縦士が操縦桿から手を離さなくても10数種類の機能操作ができるように考えられた人間工学に基づく設計思想です。当然計器やインジケータは確認しなければなりませんが、訓練された人たちにとって非常に優れた機能性の高いものです。
「ちゃんと操作を完了した」ことを感覚を以って人間に伝えるというのは大事なことだと思います。タッチパネルのタブ操作はこれの対極になるでしょうね。
AIがこれほど浸透しようとしている昨今、なんなら個々の運転者の細かいタッチパネルの操作を一定期間で学習させ、その後は最小限の音声指示でとっとと機械側に任せちゃってもいいかもしれません。「自動運転」というのはそう言った事象をも包括的に考えた先にあるものだと思います。
そうでもしなければ運転中のスマホ~タッチパネル操作が原因の悲しい事故などは収束するわけないんじゃないですかね?なんというか、今は機械側へ色々お任せするその過渡期のような気がするのです。